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ペパーミントな昼下がり

面白い人生に必要なものはスパイスのような日常の一コマ

過去を振り返って今を生きる

うちはなかなかに小難しい家庭に育っている。

父は私が小2の時に不倫をしていたのがバレ、小3の時に別居。

別居する最後の後押しをしたのは「どうしてお母さん、お父さんがいると笑わないの?」と投げかけたから。

そういや相手の女から「お父さんが病気だからたすけてあげて」って別居先のアパートに名乗らない手紙が届いたこともあったっけ。

小6の11月11日に離婚成立。

なぜ日付を覚えているかというと父が自分の車のナンバープレートと一致させて何かの記念日にしようとしたから。

 

そしてある時を境に、毎晩男の人から家の電話がかかってくることになって、

母に相手ができたことにいつの日にか感づいた。

その人は私が大学生になって地元を離れるタイミングで、母と再婚し、家を建てた。

 

その後大学生活を謳歌しているうちに、

実の父と義理の父が相次いでリストラに遭い、母が一家の大黒柱として働いている。

今もなおそれは続いている。

男の人は、一度折れてしまった心を立て直すことが難しいようだ。

 

今となってはどうでもいいことだけれど、

再婚した家庭というのは居心地が良くない。

自分と母親の二人だけで過ごした時間はもう帰ってこなくって、

新しい家庭にお邪魔することが「帰省」になっている。

それが苦痛で、父の家に泊まりに行くことの方が多い。

父の家なら、黙っていても本を読んでいてもスマホを触っていても許される。

息苦しさがないのだ。

 

忙しかった母に甘えることもあまりできなくて、

普通の家族関係も上手に形成できず、

母には「支配下に置かれている」という意識が抜けないまま大人になってしまった。

こんな性格を持ち合わせてしまって、今後家庭を持ったりできるのか、不安で仕方ないし、家庭を持たない方が相手に対して誠実なんじゃないかって考えたりする。

 

周りの友人たちはしっかりと大人になって家庭を持ったり社会人として立派に活躍している中、私はいつまでも薄暗い部屋の中でうずくまっている。

一人に慣れてしまった今誰かとつながることは面倒だと思うことが強いし、継続させられるのか不安ばかり出てくる。

だったら今のままでいいんじゃないかって考える。

それでも、何かを支えとしたい、誰かの支えになりたいって気持ちは心のどこかから湧き上がってくるから、不思議なもの。

 

もっと普通の大人になりたいだけなんです。

もっと普通の人間関係を築きたいだけなんです。

ちゃんとしたいんです。

 

できるかな。

今年は適度に甘え、適度にストレスを発散し、前向きに生きられるかな。

努力しきれない私だから、もっと頑張らないと。